昔~今
昔~今

昔~今

昭和59年(1984年)

1984年に発行された一万円札の画像。肖像は福沢諭吉。
1984年に発行された五千円札の画像。肖像は新渡戸稲造。
1984年に発行された千円札の画像。肖像は夏目漱石。

平成12年(2000年)

2000年に発行された二千円札の画像。沖縄の守礼門が描かれている。

平成16年(2004年)

2004年に発行された一万円札の画像。肖像は福沢諭吉。
2004年に発行された五千円札の画像。肖像は樋口一葉。
2004年に発行された千円札の画像。肖像は野口英世。

令和6年

ちょっとお勉強。

新しいお札は、およそ20年ごとに発行されています。平成16年(2004年)の発行では、五千円札の肖像は「新渡戸稲造」から「樋口一葉」へ、千円札は「夏目漱石」から「野口英世」へ変更されました。一万円札の肖像は、40年間変わらず「福沢諭吉」が採用されてきました。平成12年(2000年)には二千円札も登場しています。二千円札の表面は、他のお札のように肖像ではなく、同年に九州・沖縄サミットが開催されることになっていたことから、沖縄の建造物である守礼門が採用されています。

お札を新しくする目的は、偽造対策の強化とユニバーサルデザインの向上です。新しいお札では、より偽造しにくいように新しい偽造防止技術を採用したほか、誰にでも使いやすいお札を目指し様々な工夫が施されています。

①「すき入れ」は「すかし」ともいわれますが、お札を光にかざすと肖像などが浮かび上がる技術です。今までのお札のすき入れは肖像のみですが、新しいお札では肖像の背景に小さな菱形の模様が連続的に入っています。この菱形の模様は「高精細すき入れ」といい、とても細かい線で構成しているため偽造をより困難なものにします

②「ホログラム」は今までの一万円札と五千円札にも採用されており、金属光沢があり、角度を変えることで違った模様が見える技術です。コピー機やプリンターなどでお札を印刷しても、このホログラムの特性が失われるため、偽造防止に有効です。新しいお札では、立体的な肖像が左右に回転するデザインの「3Dホログラム」を採用し、一万円札、五千円札、千円札の3種類全てに貼ってあります。この技術が導入されたお札は、世界初となります。

③識別マークとは、指で触ってお札の違いを識別できるよう、インキを高く盛り上げる特殊な印刷方法によりお札の表面にざらつきを作っているものです。今まではお札の種類ごとに異なる形をしていましたが、新しいお札では、11本の斜線に統一しました。その上で、今まではどのお札でも表面の左下と右下に配置していたものを、新しいお札では種類ごとに配置を変えることで、識別しやすいように変更しています。

政府広報オンラインより

今も昔も偽造が後を絶たない。

ただ年々精巧に作られている紙幣、日本の技術はすばらしいです。

『工芸官』と言う国家公務員がいるそうですごいですね。

日々の努力の結晶です。 ご苦労様です。

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