エステサロンの倒産は2023〜2025年にかけて“異常なハイペース”で増加し、2024年は過去最多、2025年も大量閉鎖が続き、2026年も余波が続く構造不況です。
◆ いま何が起きているのか(倒産ハイペースの実態)
● 脱毛サロンを中心に倒産・大量閉店が急増
- 2024年の脱毛サロン倒産は過去最多(東京商工リサーチ集計)
- 2023年末:銀座カラー破綻
- 2024年11月:ビー・エスコート運営会社が倒産
- 2025年:ミュゼプラチナムでも経営混乱が報道されるなど、連鎖的に不安が拡大
● 2025年度のエステ市場は6年連続縮小
- 市場規模:2797億円(前年比92.1%)
- 女性向け施術市場:前年度比88.2%と大幅後退
- 大量閉店・返金トラブルが市場全体のイメージ悪化を招く
◆ 倒産がハイペース化した“3つの理由”
1. 前受金ビジネス(高額前払い)の破綻
- 多くの倒産サロンに共通するのが「前受金モデル」
- 経営が悪化すると返金不能 → 消費者被害 → 信頼崩壊
- 行政も2024年以降、本格的に規制強化へ動き始めた
2. HIFU(ハイフ)施術の禁止
- 2024年、厚労省が医師免許なしのHIFU施術を全面禁止
- これにより、HIFUを主力にしていたサロンが大打撃
- 大手美容ポータルでもHIFU関連情報の掲載禁止へ
3. 脱毛サロンの大量閉鎖が市場全体に波及
- 脱毛は女性向け市場の中心
- 大量閉店 → 市場の6割を占める女性向け施術が急減
- 結果としてエステ市場全体が縮小
◆ 行政処分も相次ぎ、業界の“揺さぶり”が加速
- 2026年1月:スリムビューティーハウスが特商法違反で業務停止命令
- 2026年3月:大手4社が広告表示で行政対応(措置命令など)
- 「今だけ」「期間限定」などのクーポン表示が問題化
行政処分が大手に集中 → 中小サロンにも規制の波が確実に及ぶ段階。
◆ 2026年の見通し:倒産ペースは鈍化せず“構造不況”へ
- 2026年度市場はわずかに回復(2803億円、100.2%)予測だが、 本格回復には時間がかかると分析されている
- 信頼回復策として「都度払い」が急速に普及 → 前払いリスクを避けたい消費者が増加
◆ まとめ:倒産ハイペースは“まだ続く”
- 2023〜2025年:倒産ラッシュ(過去最多)
- 2026年:行政処分・規制強化で業界再編が加速
- 前受金モデルの崩壊・HIFU禁止・脱毛市場の崩壊が三重苦
- 市場は縮小が続き、倒産ペースは短期的に収まらない
安全なエステサロンは「誇大広告をしない」「契約書類が正しく出る」「強引に勧誘しない」「JEO認証がある」サロンです。
◆ 最重要ポイント(ここを外すと危険)
1. 誇大広告をしていないか
- 「1回で−5cm」「絶対痩せる」「シミが消える」などは違法な誇大広告 → 日本エステティック機構も「惑わせる広告は違法」だと明記
- 効果を断言するサロンは避けるべき。
2. 電話で質問した時の対応が丁寧か
JEOは「まず電話で確認」を推奨。以下を明確に答えられないサロンは危険。
- 料金・施術時間
- コース内容
- 追加購入が必要か
- キャンセル料
- 長期コースの総額 →「詳しくは来店してから」と言うサロンは要注意。
3. 無料体験で路上勧誘していないか
路上での「無料体験→契約」は法律で禁止。 → これをやっている時点でアウト。
◆ 契約前に必ず確認すべきポイント
4. 「概要書面(事前説明書)」を出すか
- 5万円超+1ヶ月超の契約では概要書面の提示が法律で義務。
- これを出さずに契約させるサロンは特商法違反。
5. 契約書の内容が正しいか
契約書には以下が必須(抜けていたら違法)。
- 施術内容・回数・総額
- 支払い方法
- クーリングオフの説明
- 中途解約の条件
- 事業者情報(住所・代表者名・電話番号)
6. クーリングオフ・中途解約を拒否しないか
- 8日以内は無条件でクーリングオフ可能(特定継続的役務)。
- 中途解約も可能で、違約金は残額の10%以内(上限2万円)。 →「解約できません」は完全に違法。
7. 関連商品(化粧品・下着・美容機器)の説明があるか
- 関連商品は返品可能(条件あり)。
- 説明が曖昧なサロンはトラブルの温床。
◆ “見た目で分かる”安全サロンの証拠
8. JEO認証サロンかどうか
日本エステティック機構(JEO)は、
- 法律遵守
- 衛生管理
- 個人情報管理
- 不当勧誘の禁止 などを審査し、基準を満たしたサロンに認証マークを付与。
→ JEO認証マークが最も信頼できる客観的指標。
◆ 逆に「危険なサロン」の特徴(要注意)
- 効果を断言する広告(違法)
- 料金を明確に言わない
- 来店を強要する
- 契約書を急かす
- クーリングオフを否定
- 高額な関連商品をセット販売
- 返金の説明が曖昧
- 路上で勧誘してくる(違法)
◆ まとめ:安全なサロンは“書類・説明・広告”が透明
安全なサロンは、 誇大広告なし → 電話で丁寧 → 書類が正しい → 解約に応じる → 認証あり という一貫した透明性があります。
わかりやすさが一番 人の立場に立った時こと考えるとおのずと答えがあるのかも!
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