千葉豪雨 2500台撤去完了

千葉の豪雨で動けなくなった約2500台の車両については、 幹線道路上の撤去が “すべて完了” したことが千葉市から正式に発表されています。


🚗 撤去状況のポイント(最新)

  • 対象台数:約2500台 13日の記録的豪雨で千葉市内の道路上に大量の車両が放置。
  • 幹線道路上:約1700台 → 19日に撤去完了 市が直接撤去したのは 321台。 残りは持ち主が自力で移動したとみられる。
  • 生活道路上:残り約800台 → 20日から順次撤去へ 幹線道路の完了後、生活道路の撤去作業に移行。

千葉の豪雨で撤去された車両の「仮置き場」と「所有者確認の流れ」は、かなり体系化されていて、持ち主が確実に車を取り戻せる仕組みになっています。 現地の自治体(千葉市・県警・道路管理者)が共同で運用しています。

以下、現場で実際に行われている流れを“実務レベル”で整理します。

🏟️ ① 仮置き場の場所(実際の運用)

豪雨で道路に放置された車両は、以下のような場所に集約されます。

  • 市が確保した臨時の広い敷地(公園・運動場・空き地)
  • 民間の大型駐車場(ショッピングセンター等)を一時借り上げ
  • 道路管理者(国・県)が確保した資材置き場・ヤード
  • 警察が管理する一時保管場所

※千葉市は今回、複数の臨時ヤードを確保して分散保管していると報じられています。

👉 ポイント

  • 車両は「ナンバーごとに管理」される
  • 仮置き場は一般人が勝手に入れない
  • 所有者確認ができた車から順次返還される

📑 ② 所有者確認の流れ(実務)

1. 車両のナンバーを記録

撤去時に必ず以下を記録します:

  • ナンバー
  • 車種
  • 撤去した日時・場所
  • 搬送先の仮置き場

これは市・警察・道路管理者が共有します。

2. 市が「車両保管リスト」を作成

  • 仮置き場にある車両を一覧化
  • ナンバーで照合
  • 警察の照会システムと連携して所有者情報を確認

3. 所有者へ連絡(または所有者が問い合わせ)

連絡方法は以下の2パターン:

  • 市から所有者へ連絡 → 車検情報から所有者を特定し、電話・郵送で通知
  • 所有者が市へ問い合わせ → 「ナンバー」「車種」「撤去場所」を伝えると照合してくれる

4. 所有者が仮置き場へ来場

必要書類は一般的に以下:

  • 本人確認書類(免許証など)
  • 車検証
  • 鍵(紛失していても対応可能)

5. 車両の返還(無料)

豪雨災害による撤去は 公費で行われるため、所有者負担は基本ゼロ

ただし:

  • レッカー移動費
  • 修理費
  • 廃車費用

などは所有者負担になる場合があります。


Q. 鍵が水没して使えない場合?

→ 仮置き場で業者を呼んで解錠してもらう (費用は所有者負担)

Q. 車が完全に水没して動かない場合?

→ 仮置き場から直接廃車手続き可能 (保険会社が引き取りに来る)

Q. ナンバーが外れている車は?

→ 車体番号で照合 → 警察が所有者を特定して連絡

まとめると:

✔ 仮置き場は市が確保した臨時ヤード

✔ ナンバーで全車両を管理

✔ 市・警察が所有者を特定

✔ 所有者は本人確認書類を持って受け取り

✔ 返還は無料(災害対応のため)


🚗 1. 水没は車両保険の補償対象(豪雨・洪水・高潮)

  • 台風・豪雨・洪水・高潮による水没は 一般型・エコノミー型どちらでも補償対象
  • 地震・津波・噴火が原因の水没は対象外(特約が必要)。

🧮 2. 全損判定の基準(最も重要)

① 経済的全損(ほとんどがこれ)

  • 修理は可能でも、修理費 > 車両保険金額(協定保険価額)
  • 水没はエンジン・電装・内装まで広範囲に損傷するため、経済的全損になりやすい

② 物理的全損

  • 完全水没で修理不能。
  • この場合も 車両保険金額が満額支払われる

💴 3. 支払われる金額(免責の扱い)

全損の場合:保険金額が満額支払われる(免責なし)

  • 全損時は 免責金額が差し引かれない契約が一般的。

分損(床下浸水など)

  • 修理費 − 免責金額
  • 床下浸水でも修理費が高額になるため、請求可能。

📉 4. 等級ダウン(翌年の保険料)

  • 水没は 1等級ダウン事故として扱われる。 → 通常事故(3等級ダウン)より軽い。

🔧 5. 修理 vs 買い替えの判断ライン(実務)

水没の深さで修理費は大きく変わる。

  • 床下浸水:5〜20万円
  • 床上浸水:30〜80万円
  • シート座面以上:80〜200万円(全損濃厚)
  • 完全水没:修理不能 → 全損扱い

👉 修理費が車の時価の半分を超えるなら買い替え検討が合理的(市場実務)。

📝 6. 保険金請求の注意点(減額・不払いを避ける)

絶対にやってはいけない:エンジンをかける

  • 水没後にエンジンをかけるとショート・火災の危険
  • “人為的故障”と判断されると補償外になる可能性

必要な証拠

  • 水没状況の写真(外観・水位・内装・ナンバー)
  • 車検証
  • 事故状況(日時・場所)

📌 7. 特約があると増額されるケース

  • 全損時諸費用特約 → 保険金額の約10%を上乗せ(上限あり)
  • 代車費用特約 → 修理期間中のレンタカー費用を補償

イレギュラーな出来事で知りえないことばかりですが調べてみると助かる部分が多いことも。

ただ時間はかかる。 

何事もなるようにしかならないのでじっくりすることをお勧めする。

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