コストコ事件

名古屋市守山区のコストコ守山倉庫店で発生した O157 食中毒事件で、原因となった総菜「ハイローラー(B.L.T.)」が 2日間で約900パック(正確には939パック)販売されていた


🧾 事件の要点(最重要ポイント)

  • 発生場所:コストコ守山倉庫店(名古屋市守山区)
  • 原因食品:ハイローラー(B.L.T.)
  • 販売数2日間で939パック(報道では「900パック以上」)
  • 患者数:7〜49歳の男女 5名
  • 症状:下痢・腹痛・発熱など
  • 重症者:10歳未満の男児1名(溶血性尿毒症症候群)
  • 検出菌:腸管出血性大腸菌 O157
  • 行政処分:デリカテッセンコーナーが 営業禁止処分(6月15日付)
  • コストコの対応
  • 該当商品の 自主回収
  • 全額返金
  • 製造エリアの徹底消毒

🧭 「900P」とは?

報道で繰り返し使われている 「2日間で900パック以上販売」 という数字が、ネット上で「900P」と略されているものです。 (P=パック)

実際の販売数は 939パック と名古屋市が公表しています

🔍 もし該当商品を持っている場合

  • 絶対に食べないこと
  • コストコ店舗へ持参するか破棄
  • 全額返金対応あり

⚠ O157 が危険とされる理由(重要度順)

1. ベロ毒素(志賀毒素)が極めて強力

O157は ベロ毒素(VT1 / VT2) を産生します。 この毒素は腸だけでなく 腎臓・脳・血管 に障害を与え、全身症状を引き起こします。

2. 重症合併症:HUS(溶血性尿毒症症候群)を起こす

  • 赤血球が壊れる(溶血)
  • 腎臓が急激に悪化(急性腎障害)
  • 血小板が減少し出血傾向

特に 5歳以下の子ども高齢者 はHUSに進行しやすく、 死亡例も報告される非常に危険な状態 です。

3. 症状が急激に悪化することがある

典型的な経過は以下の通り:

  1. 激しい腹痛
  2. 水様便
  3. 数日後に 血便
  4. 一部でHUSへ進行(発症は感染後5〜7日頃)

「最初は軽い下痢」でも、急に重症化するケースがあります。

4. 少量の菌でも感染する

O157は ごく少量(10〜100個程度) でも感染するとされ、 一般的な食中毒菌より感染力が強いとされています(※複数の公的資料の共通見解)。

5. 人から人へうつる(二次感染)

  • トイレ後の手洗い不足
  • 家族内での接触
  • 介護・保育現場

などで 糞口感染 が起こります。 家庭内クラスターも珍しくありません。

🧭 感染経路(何からうつる?)

  • 加熱不十分な牛肉(特に挽肉・タタキ・ローストビーフ)
  • 生レバー(現在は提供禁止)
  • サラダ・野菜(畑で家畜糞便により汚染)
  • 井戸水
  • 動物との接触

🛡 予防策(実用的で効果が高いもの)

  • 肉は 中心部75℃以上で1分以上 加熱
  • 生焼けの肉を絶対に食べない
  • 調理器具(まな板・包丁)を肉と野菜で分ける
  • トイレ後・調理前の 石けん手洗い
  • 乳幼児・高齢者には生野菜や生肉料理を避ける

🆘 受診すべき症状

以下があれば すぐ医療機関へ

  • 血便
  • 強い腹痛が続く
  • 尿量が減る
  • 顔色が悪い、ぐったりしている(特に子ども)
  • 発熱と下痢が同時に悪化

HUSは早期対応が命を左右します。


我が店舗でも手洗い、健康管理には十分注意している。 人が関わるところはなかなか難しい。 ただ人為的なことで問題が発生することでしかないため、人が食すので十分に注意が必要である。

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