人

いつもながら投稿していますが『 人 』って店の中では一番大事。 人あってのファミリーレストラン。 今現状もこれからもDXが進み人から作業が離れていく部分がありますが基本はお客様と従業員、人と人。 ここは一番重要視すること。

なぜ改めてこんなことを書くかと言うと我が店舗の古株従業員が9月末をもって退職されることとなりました。 退職理由はと言うと店の何かが嫌とかではありません。 この方年齢71歳になる方。 もうそろそろと考えていたらしいです。そんな話もちらほらしてはいましたがこの9月末で退職と言うことが決定的になりました。 ほんと残念でありません。

店舗にとっても大切な人でしたが会社にとっても大切な人材でした。 と言うのも元々は店長として働かれており頑張っていた人。 ただ会社の変革期が始まった時代に退職を考えられ後に退職されました。 当時はPCを早く導入してほしいと声がたくさんありました。 作業効率であったり情報量であったりが各段にあがることが目に見えていた為です。 そんな状況に追いついていけないなと断念をされ退職を余儀なくされました。 もともとパソコンはと言うか機械があまり上手ではなくそのうえ覚えることがたくさんあったためそして覚えようという努力はしていたものの周りの店長たちに教わるために貴重な時間を奪っていたと思い迷惑をかけていたことが申し訳なかったようです。

そんな経緯もあり退職をされた後はパートとして働いて頂いていました。 ただ収入面での問題もありダブルワークと言う形態での就労と言う形になりました。 朝からお昼過ぎまではもう一方の場所でそして夕方からディナーにかけては我が店舗にて働いてという感じ。 まあしんどいよね。

53歳になる私でさえもこのお盆の繁忙期間はしんどかったです。 それをです。 70歳を超える年齢で頑張っていたのですから頭があがりません。 

この従業員の方で助かった部分は多数にあります。 懐の深さが一番。 人として立派な部分がお客様は勿論なこと働く従業員、そして私自身も一目を置く存在でした。 まあお客様も店長と間違えるほどの方でしたからね(笑)そんな存在感のある方が退職されるというのはほんと痛手でしかありません。

『 人 』 大切なワードですが一言では語り切れません。  この方とは良いことの議論もしましたし言い争いもしましたし、本音の部分で渡り合えることが出来たのは貴重でした。 店長の存在って私が思っている以上に従業員は崇めています。 でも私が思う店長ってそんな大したことないです。 私は店長も店にとって方向性やメンタル面、モチベーション、やる気など雰囲気を変えられる存在で重要ではありますがそこまでです。 店舗を構えてそれを表現できるのは店長ではなく各従業員でしかありません。 そう思うと店長なんか微々たる存在でメインとなる従業員はちは私にとって大切な『 人 』なのです。 いかに従業員が大切かは売上が物語っています。 

そんなベテラン従業員の○○さん長い間愛をもって働いて頂いてありがとうございました。 多分ごはんは食べに来てもらえると思ってますがたまには顔見せに来てください。ご苦労様でした。

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